モジャです。
昨日は、授業後にクイズを出して少し子供たちと遊んでいました。
クイズで出したのは、社会の地理です。
今まで習ったことの復習です。
子供というのは、不思議なもので、
やっていることは勉強なんですが、
クイズみたいに答えさせると、目を輝かせて答えてくれます。
昨日は、Bクラスの子たちだけで始めたのですが、
算数を終えたAクラスの子も、教室をのぞき込み
Bクラスの子たちに誘われて、途中からクイズに参加したりしました。
正直なところ、かなり忘れているんじゃないかと思っていましたが、
みんな、結構覚えているんですね。
本当に楽しそうに手を挙げて答えていました。
中には、迎えが来ても、『もっと』と言って帰らない子もいました。
このクイズ、意外とバカにできないもので、
中にはこういうやり取りの中で知識を定着させる子もいます。
去年の模試のことです。
普段、暗記はあまりやらない子がいたのですが、
そんな子が模試で社会の偏差値60弱まで取って来ました。
話を聞くと、『モジャの話を聞いてたらできた』と
ほかにも、話を聞いていたから試験で点が取れたという子がたくさんいました。
毎年、6年生の夏期講習あたりから、こういうやり取りを増やすのですが、
私の感触としても、このやり取りを始めたころから大きく成績を伸ばす子が多いです。
おそらく、楽しくできるから定着するのでしょう。
もちろん、自信をもって答えられるまでに、普段の勉強を頑張っているというのもあると思います。
ただ、こういう様子を見ていると、子供にとっての学びは、
プリントやノートに向かってカリカリ書くことだけではないと感じます。
いろいろな勉強への向かわせ方はあると思いますが、
やっぱり一番は、楽しく安心して勉強できるということなんだと思います。
もし、このブログを読んでいる親御さんがいたら、
休みの日にでも、「これ知ってる?」なんて話かけてみてください。
きっと、その何気ないやり取りもお子さんの経験になっていくと思いますよ。