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モジャです。

 

今日は目について書こうと思います。

 

いままで、少なくない子供たちを見てきた中で

 

伸びる子と伸びない子の違いについて気づいた

 

目についてです。

 

 

学力というのは

 

常に右肩上がりで伸びていくものではありません。

 

 

 

ふとした瞬間に、

 

それまで頭に心に蓄えてきたものが開花し

 

大きく伸びるときがある。

 

 

上昇気流にのったかのように

 

瞬く間に空高く舞い上がる瞬間がある。

 

 

 

だけど、その一瞬は待っているだけでは

 

君たちのもとにはやってきません。

 

大きく飛び出すための下地が必要なんです。

 

 

この下地というものは

 

わかっている子もいると思うけど

 

目の前のことに、真剣に向かい続けることです。

 

 

簡単に点数を伸ばす方法を探すことや

 

答えを出す方法を覚えることじゃないんです。

 

 

今、君の前にあるものを

 

理解しようと必死に考え続けることなんです。

 

 

もし、このことを忘れてしまえば

 

たとえ、今は点数が良くても

 

いずれは点数が下がっていきます。

 

 

反対に、今、思うような点数が取れていなくても

 

真剣に向かう姿勢を続けていれば

 

必ず、学力は伸びていきます。

 

 

 

この真剣さが、

 

一番に現れるのが目なんです。

 

 

目を見れば

 

その子が本気で向かっているのか

 

ただ、上っ面だけの勉強になっているのかが

 

よくわかる。

 

 

真剣に向かっている子は

 

授業でも、テストでも

 

理解したい、もっと良くしたいと

 

目から思いが伝わってきます。

 

 

勉強で一番に大事なのは

 

何点取れたかじゃない。

 

 

もっと良くしようと考え、行動を続けることだ。

 

 

もちろん、頑張った結果として

 

点数を比較するのは良いことだと思います。

 

良い点が取れればうれしいだろうし、

 

自信につながっていいことでしょう。

 

 

でもね、残念ながら点数は点数として形になった時には

 

もう過去のものなんです。

 

良い点数も、悪い点数も過去のもの。

 

 

 

大事なのは、次にどう活かすか。

 

 

正解した問題からは、

 

自分の考えが正しいという確信が、

 

間違った問題からは、

 

次に生きる改善点が見つかるはずです。

 

 

月曜日の国語の問題は、

 

正直、今の時期ではかなり難しい。

 

ちょっと前までの問題のように

 

高得点が取れなくなっていると感じている子もいるでしょう。

 

 

 

じゃあ、どうする?

 

「点数が悪い」なんて嘆くだけ?

 

 

それとも、自分の答えと解答を照らし合わせて、

 

一つでも多くできるようになろうと真剣に考える?

 

 

どっちを選ぶのも、君たちの意思次第だ。

 

これは、気持ちに関わることだから、

 

僕たちが強制してもあまり意味はない。

 

顔だけ前を向いて、目が死んでるなんてことになりかねない。

 

 

5月というのは

 

ゆるみやすい時期だ。

 

連休をひきずっている子もいるだろうし

 

運動会の練習の疲れもあるだろう。

 

時間的に厳しくなったのもわかる。

 

 

だからこそ、

 

結果よりも、君たちの意識がどこを向いているかが大事なんだ。

 

昨日のロンちゃんの言葉を聞いた君たちならわかっているでしょう。

 

 

さっきの質問の答えは、

 

言葉じゃなく、君たちの目を見て聞こうと思います。