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語彙と読書

モジャです。

 

「読書をしないから、国語が心配」

 

というのは、国語を苦手とする子なら

 

多くの人が思っていることだと思います。

 

 

では、

 

なぜ、読書をしない=国語が心配ということになるのか

 

 

読書には、多くのメリット(利点)があります。

 

 

まずは、言葉を覚えられること。

 

多くの活字に触れることで、日常の会話に出てこない言葉を

 

知ることができる。

 

 

 

確かに、日常会話で入試問題に使われるような言葉や言い回しを

 

すべて扱うのは、不可能に近い。

 

 

四字熟語なんて、日常会話で使う機会は少ないでしょう?

 

むしろ、「ヤバい」とかのほうがよく使われているでしょう。

 

 

これらのことを考えれば、読書は確かに国語の成績を伸ばすのに役立つでしょう。

 

 

 

次に、文章の伝えたいことをくみ取りやすくなること。

 

つまり、読解力が向上するということです。

 

 

出版されている本というのは、

 

世の中に出す価値があると判断された文章です。

 

 

文章の持つメッセージや、文章の構成も

 

すばらしいものでしょう。

 

 

そういった文章を読みこんでいくことで、

 

世の中のことや人の心の機微を知り、

 

 

新しい文章に出会った時でも、

 

その経験が支えとなって理解を深めたりしてくれるでしょう。

 

 

そして、三つ目に

 

上手な文章を読んでいれば、上手な文も書けるようになるということです。

 

 

上手な文章を日常的に読んでいれば

 

自然と体にしみ込み

 

自分で文章を書く時に役立ちます。

 

 

ほかにも、想像力を鍛えるなどメリットもありますが、

 

長くなるので割愛させてもらいます。

 

 

ここまで、多くの読書の利点をいろいろ上げました。

 

これだけの利点がありながらも、読書をしない子はしません。

 

 

なぜでしょう。

 

 

答えは簡単です。

 

面倒くさく、難しいからです。

 

 

手っ取り早く楽しいことにあふれる現代では、

 

面倒で、難しい読書をする習慣を身につけることは

 

難しいでしょう。

 

 

それらを克服する方法、もしくは、代替手段はないのかというのは

 

長くなりましたので明日書きます。

 

つづく