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92点

モジャです。

 

 

92点。

 

これは、ちょっとした曰くつきの点数です。

 

なぜなら、この点数のせいで

 

少し生徒から責められてしまったからです。

 

 

タイトルの92点は、

 

先々週のテストである女の子がとった点数です。

 

 

100点満点中92点ですから十分に良い点数です。

 

本来なら不満のない点数のはずです。

 

あるとすれば「満点をとりたかった」ぐらいでしょう。

 

 

92点という結果には、

 

とった本人も早く成績表が渡されるのを期待していたと思います。

 

 

 

そして、受け取った成績表。

 

社会の成績順位が全体で10位。

 

92点なのに10位。

 

 

本人もさすがに驚いて

 

すぐにモジャのところに駆け寄ってきました。

 

 

私の腕を振り回しながら

 

「なんで、10位?」とか

 

「モジャ、ひどい~」と連呼していました。

 

 

そのうち、

 

94点で9位だった子も加わり

 

私の両腕をそれぞれに振り回し始めました。

 

 

(最後はモジャで遊んで満足したのか教室に戻っていきましたが)

 

 

しかし、なんでこんなことになったのか。

 

 

それは、全体の結果が良すぎたからです。

 

満点が4人。

 

さらに、一問間違えの98点が4人。

 

この98点の子たちでさえ、全体順位は5位という結果でした。

 

 

先週分のテスト結果でも、

 

満点が4人。

 

一問しか間違えなくても5位になるという結果でした。

 

 

 

子供たちは点数のわりに順位が低いなんて思うかもしれませんが、

 

モジャとしては

 

5年生が頑張る子たちを中心に

 

だんだんと全体に「がんばる」ことが広まってきたのをうれしく思っています。

 

 

また、点数的にも素晴らしい結果ですが、

 

それ以上に良いなと思うことがあります。

 

 

それは、5年生全体の雰囲気が良いという事です。

 

食事の時は、みんなで机を寄せ合って和気あいあいという感じで、

 

良い雰囲気というは、伝染するのか

 

転塾組、そうではない子、

 

良くしゃべる子、静かな子も分け隔てなく楽しそうです。

 

 

勉強に関しても、お互いに問題を出し合うなど

 

点数に固執して、ギスギスした感じが全くしません。

 

自然体のまま、頑張っているのがすごくいいと感じています。

 

 

授業前も、相変わらずよく踊っていますし

 

明るくて良い雰囲気だと思います。

 

 

さて、今週から5年生は歴史に入ります。

 

地理よりも使われる漢字が増えます。

 

漢字が苦手な子は少し注意が必要です。

 

ただ、特別なことはありません。

 

今までの通りに、授業を聞いて流れをつかみ

 

後はプリントに一生懸命に向かってください。

 

 

自然教室で休む子は

 

水曜日か、木曜日の4時前に来てくれれば補講ができます。

 

早めに来れるなら来てください。