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ある卒業生(洗足学園)とテストの話

モジャです。

 

先日、卒業した生徒の一人が

 

中間試験の成績表をもって塾に来てくれました。

 

洗足学園に進学し、ちょくちょく塾に遊びに来る子です。

 

彼女には相棒ともいえる友達がいるのですが、

 

よく2人で来ては

 

学校の先輩がすっごく素敵だとか

 

部活が楽しいとか

 

今年は、(自分たちの通う)学校を受ける子いる?とか

 

 

塾に来ては、おしゃべりしたり

 

学校の宣伝をしたり

 

後輩たちの応援をしては帰っていきます。

 

 

 

そんな彼女が持ってきた成績表。

 

学年の上位20%ぐらいに入っている成績でした。

 

教科全体がよくできていました。

 

特に社会の出来がよく

 

学年全体で1位か2位という好成績でした。

 

 

報告に来てくれた本人も「頑張ったんだぁ~」と

 

すごくうれしそうでした。

 

 

 

また、この子は、とてもうれしくなることを言っていました。

 

 

「RON塾でやっていた記憶がよみがえってきた」

 

 

社会は特に、学校の授業を受けていく中で

 

RONでの記憶がよみがえってきて

 

今回の成績につながったようです。

 

 

 

受験の時から頑張る子でしたが、

 

中学に進学してからも頑張り続けているようです。

 

 

  

 

洗足学園は思い入れのある学校の一つで

 

入試が近づくと話を聞きに、よく訪問させてもらっていました。

 

 

今の洗足学園は

 

フェリスを抜かんとするほどの勢いがある人気校です。

 

ですが、昔の洗足学園と言えば

 

偏差値も現状と比べれば低く、

 

今の状況とはまったく違う学校でした。

 

 

そんな洗足学園を現在の状況にまで育てあげたのが

 

前校長の前田先生でした。

 

 

その前田校長先生と話し合う中で出た話題に

 

入学してくる生徒の質が変わったというものがありました。

 

 

「昔とは違い、

 

勉強する仕組みやカリキュラムを整えたり、

 

宿題などを出さなくても自発的に勉強をする生徒が増えてきた」

 

とおっしゃっていました。

 

 

 

そのレベルの高い生徒の中で

 

上位に入っているのです。

 

そういう優秀な子たちの中で行われるテストですから

 

ちょっとテスト前に勉強するだけでは取れない順位です。

 

 

このことを考えると

 

本当に頑張っていると感心しました。

 

 

 

さて

 

6年生の国語。

 

土曜日は以前から予告していた法政二中の問題を出しました。

 

合格ラインが65点ぐらい。

 

現在でも何人かは、このラインをクリアしていました。

 

 

 

もちろん、このラインを下回っている子もいます。

 

ですが、回収した答案用紙を見ていけば、

 

まったく歯が立たないわけではないようでした。

 

あと少しという子がほとんどでした。

 

(ただ、この「あと少し」こそ本気にならないと超えられない壁です。

 

 ある程度の点数だから、まあいいやなんて思うのは油断ですよ。)

 

 

特に、Aクラスでも言いましたが

 

説明文の最後の問題。

 

文章全体の流れをしっかりとつかめているかを問う問題でした。

 

 

Aクラスでも何人か間違えている子がいましたが、

 

逆にBクラスでは全員正解。

 

Aクラスの子は、難しく考えて間違えているという印象でした。

 

ああいった問題は、文章に素直に従って解く問題です。

 

問題文に出てきていない言葉があれば、

 

まずは、「待てよ」と見直すのです。

 

 

そして、Bクラス。

 

大きな流れをつかめる子が増えてきている印象です。

 

記述もだんだんと形になってきている子もいます。

 

 

ただ、難しい言葉を前後の文脈から読み解くというのが

 

まだまだ弱いのも事実です。

 

これからも、問題文に負けないように意識させていきます。

 

そのためにも、Bクラスも少しずつ問題のハードルを上げていきます。