モジャです。
昨日の5年生の授業中、ある生徒がぽつりとこぼした言葉です。
「最近、覚えるのが早くなった」
慣れもあるのでしょうが、
何度も覚えることをしていく中で、自分なりの覚え方というものが身についてきたのでしょう。
彼は、そのこぼした言葉の通りに、
小テストも確認テストも高得点を維持し続けています。
覚えることを身に着けるメリットは、テストで良い点が取れるだけではありません。
しっかりと覚えることが身についていれば、困難な単元になっても対応できるようになります。
覚える量は、いつも一定ではありません。
単元によっては、覚えるべきことが多い時も出てきます。
そういった壁が現れた時に、大変さに負けずに乗り越えていく力になってくれます。
また、塾の勉強の最終目標である中学入試では、直前一週間分の勉強内容から出題してくれるわけではありません。
テキストの全てから出題され、それらに対応できる学力が必要になります。
そして、望む目標が高ければ高いほど、知識の量と正確さは、より高いものが求められます。
それらに対応するためには、日々の積み重ねが不可欠です。
新しく入塾してきた子たちも含めて、 まだまだ面倒くさがるがいます。
特に、漢字での暗記が苦手なようです。
昨日は、そのあたりの意識を少しでも変えてあげたくて、授業後に少しばかり残ってもらいました。
これをきっかけに、眺めて覚えるだけでなく、
書いて覚えてみるなど少しずつ意識が変わり、成長してほしいと思います。