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20期生へ

モジャです。

 

明日、ついに本番を迎えます。

今、本番前にどんな言葉を君たちにかければいいかと考えながら、この一年間を思い返しています。

最初のころは、ちゃんと入試までたどり着けるのか不安がよぎることもありました。

それでも、12月、1月と時間が経つのに合わせて、君たちはしっかりと受験生になっていきました。

毎年思うことですが、一年間、塾に通い続けるってすごいことだと思います。

点数が高くてうれしい日もあれば、何かうまくいかないことがあって悔しい日もあったと思います。

それでも、通い続けた。

その日々は、君たちが頑張り続けた証だと思います。

 

そんな君たちに対して、今年の自分を思い返すとなんだか「見直しなさい、復習しなさい」とばかり言っていた気がします。

「点数は過去のもの、間違えたものをできるようにすればいいだけ」なんて話も、何回話したことか。

そんな当たり前のことは、言われなくともわかっているとは思います。

ただ、モジャが本当に伝えたいのは、そういうことではなく「あきらめるな」ということなんです。

明日からの入試は、合格も不合格も出ますが、君たちができることは問題を一問でも多く解くことだけです。

それ以外のことは、合格最低点も受験者数も何もコントロールなんてできません。

だから、余計なことは意識せずに目の前の問題を解くことだけ集中してください。

もし、何か失敗したと思っても、最後まで意識は目の前の問題だけに向けるんです。

難しい問題だったら、その問題は飛ばして次の問題で点数を取る。

一教科のテストが終われば、過ぎたことは忘れて、次の教科に全力で向かっていくんです。

今だけに集中していきましょう。

 

最後に、緊張してしまう子たちへ

「自分を信じて」とか

「緊張することを意識しない」とか

そんなことを言われても、緊張しちゃうときは緊張してしまうものです。

緊張をコントロールするのは難しいと思います。

だから、もしも緊張して、だめだなんて自分のことを否定するような言葉が頭をよぎったら、

その言葉を口に出す代わりに「やるだけやってみる」と言うんです。

最後の1秒まで「やるだけやってみる」。

そのことだけ意識してください。

全員の健闘を祈っています。

がんばれ