モジャです。
勉強、特に受験勉強において大切なことは何でしょうか。
よく話を聞くこと。
覚えるべき知識をしっかりと覚えること。
たくさん問題に取り組んで、たくさん考えること。
分からないものは、分からないままにしないこと。
以前に習ったことを定期的に復習すること。
パッと思いつくものを挙げてみました。
これについて、何回かに分けて書いていきたいと思います。
まず、今回は最初のよく聞くとはどういうことでしょうか。
教室にいる生徒が皆「よく聞く」状態にあることを想像してみてください。
多くの場合、教室内で生徒たちが静かにしている様子を想像したと思います。
では、静かにしていれば「よく聞いている」のか。
実際には、指先をいじったり、別のところを見て居たりする子達がいます。
しゃべってはいないので、話は耳に届いています。
ですが、そのような聞き方では内容を理解するまでには至らないでしょう。
授業の後には、何も残らず、プリントを見て「こんなのあったけ」になりやすいです。
今度は、実際の授業の様子を頭に思い浮かべてみてください。
質問したりしている子達がいると思います。
その子達の多くは、授業で聞いたことへの疑問などです。
このような質問が出てくるのは、授業での話を聞きながら自分なりに想像しているからです。
その想像力の産物である疑問が、授業中の質問です。
そういう質問が出る授業は、生徒の積極性がある分、少し騒がしくなります。
少しうるさいですが、おとなしく話を聞いているふりをするのに比べれば、自分の頭で考えたことはイメージが残りやすいです。
授業中、手いたずらが止まらない子、ただ、耳に音を入れている子。
少し想像力を働かせて聞いてみてください。
難しいことなんて考える必要はありません。
歴史上の人物の肖像画を見え、変な髭なんて考えるだけでも、無関心でいるのとは頭の残り方が違うと思います。
自分なりに考えてみれば、面白さも広がるのではないでしょうか。